ペットボトル、駅の階段を転げ落ちる
2009-08-24


先日の火傷。
たいしたことはなさそうと思っていたのに、
その後、焼けた皮膚がふやけて剥がれ、
肉が剥き出しとなり、
しばらく、家事どころか、生活にも支障をきたすような状態となっていました。

かなりグロテスクな傷となり、
膿むようなら病院かなぁ〜と思うほど。

けれどもどうにか傷口が乾燥しはじめ、
痛みもとれ、皮膚も固くなってきました。

身体の傷って、みるみる変化して治っていくのね〜。

この小さな火傷の治り具合が、
思考停止中の私のココロにも、
小さな変化を起こしてくれています。

さぁて!
そんなわけで、ちょっと張り切って働きますか!
と、電車に乗って三鷹駅到着。
エキナカのクィーンズ伊勢丹で100円のペットボトルのお茶を買い、
Suica出して改札を通り、
北口の階段に向かいながらSuicaを鞄にしまおうと思ったところ、
手にしていたペットボトルを、
やや放り投げる状態で落としてしまいました。

ペットボトルは勢いをつけて階段を転げだします。

「う、わぁ〜〜〜〜!」

と叫んだつもりでしたが、
思考停止中で発声準備ができてなかったらしく、
おそらく、

「ふわぁ〜〜〜」 とか、
「ふぁ〜〜〜〜」 な、

ゆるい叫びとなり、
前にいたおばさまが怪訝な顔で振り返り、
足元にはずんで転がって来たペットボトルをよけると、
ペットボトルは最初の踊り場で勢いを落とし、
その先のカップルが、ペットボトルを取り押さえ、
にこやかに私を仰ぎ見て、
あわてて駆け下りる私を迎えてくれました。

「すみません。ごめんなさい。ありがとうございます」

を、どの順番で言ったのか覚えていませんが、
その前にペットボトルをよけたおばさまが、
その横をずんずん!と階段を下りていく後姿はよく覚えています。

受け取ったペットボトルはビールのような気泡がいっぱい。
破裂するんじゃないかと、一瞬思いましたが、大丈夫。

ちょっと落ち着くと、上りエスカレーターに乗っている人が、
何事?な感じで見てくれていました。

いやいや、左手の火傷の指をかばう癖がついてしまって、Suicaをうまく鞄にしまえなかって…。

と、みんなに火傷を見せて話すわけにもいかず、
そこは、まっすぐ前を向きなおして階段を下りきり、
あとは何事もなかったかのようにしてりとるへと向かいました。


あああああ。

お騒がせして申し訳ないやら、おかしいやら…。

いや、面白がってはいけませんね。
このご時世ですから。
ごめんなさい。 <(_ _)>

でも、ちょっとふっきれました。
思考、動かします。
[あれこれ]

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