一気読み
2011-08-25


禺画像]
昨日は久々にりとるの店番をしました。

久々に行くと、
棚の景色(本)があちこち変わっているので、
お掃除がてらの棚(本)チェックは欠かせません。

そして、私も読了済みの新刊本を見つけると嬉しくなります。


 『五龍世界U 雲谷を駈ける龍』 
            壁井ユカコ  ポプラ社 2011/8 (写真)


作者の壁井ユカコさんは、
第9回電撃小説大賞(大賞)を受賞。
2003年『キーリ 死者たちは荒野に眠る』(電撃文庫)でデビュー。
と、作者紹介にあります。

ライトノベルにものすごく疎い私には、初めての作家さんで、
前作、

 『五龍世界 霧廟に臥す龍』(2010/6)

は、りとるで見つけて読みました。


こういう物語を、中華ファンタジー、というのですね。



児童文学で読み慣れているファンタジーと比べると、
アクが強い、というか、エグイ、というか、グロイ、というか。
それでいて、
明るくハツラツとしてもいて、
怪しかったり妖しかったり、
クールでもあったり情に厚くて哀しかったりもして、
厚みのあるエンターテイメント小説と思いました。

正統派児童文学ファンタジーが好きな人や、
刺激の強い物語が苦手な人には薦め難いのですが、
私は好き。です。


その続編が出るというのでさっそく図書館にリクエスト。
予約1番目だったらしくすぐに読むことができました。

続編、といっても、
今回は主人公が違い、
前作の主人公・ユギはいつ出てくるのかしら?
と、思い思い読み進みました。
その他、前作の主要な登場者も入り乱れ、
「五龍世界」は更に深く厚く広がりを持った世界となって、
私(読者)の前(脳内)に立ち現われてきました。


そして一気読み!


久々に、読了せねば眠れぬ読書となりました。



その『五龍世界』2冊が、
りとるに並んで平積みです。

この夏の読書はもう一味足りない。
と思う人がいらしたら、ぜひ!


そして私は、
次の続編(第3巻)を今からもう待っているのでした。
[本]
[りとる]

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