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やっと手にしました。
『神なるオオカミ 上・下』 姜 戎
唐亜明・関野喜久子/訳 講談社 2007/11 (写真)
発売当初からかなり話題になっていたので、
読了済の人も多いと思います。
私は今ごろ読了でございます。
ああ!面白かった!
ずぅっと読んでいたい本リストに入る本です。
数章読むごとに、
目を閉じ反芻…
…しているつもりがいつのまにかうたた寝。
を繰り返す読書で、
面白いから一気読みしたいのに、
なんでだかぜんぜん読み進められませんでした。
でも、それが心地いい読書でもありました。
文化大革命時代、モンゴル草原に“下放”された北京の知識青年、陳陣(チェンジェン)が語る、草原とオオカミと、そこで生きる人々の物語です。
特に、陳陣のオオカミにのめり込んでいく様が熱く語られ、
その熱さに、
ときどき辟易もしつつ。
でしたが、
人間によってその存在を追い詰められていくオオカミと、
それによって滅びていく草原(自然)の姿が、
まるでファンタジー世界のようにも感じられてしまう不思議さがありました。
人間って、どうしようもない…。
本を閉じて、目を閉じて、
そんなことを考えていると、
いつのまにかうたた寝していたのでした。
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