東京ミッドタウン漂流
2007-12-12


禺画像]
「鳥獣戯画がやってきた!
   国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」 図録 
     サントリー美術館 2007


東京ミッドタウン ができたとき、
多くのメディアで紹介されていたような気がしていますが、
私には異国の出来事のようで、ぼんやり聞き流しておりました。

ある日の新聞に「鳥獣戯画」展の広告を見つけたときには興奮しました。
サントリー美術館と聞いても、それはどこ?たぶんどこか…。
ぐらいで、
とにかく、展示を見に行くことだけを決意して広告を切り抜きました。

ふと気づくと12月。展示の最終日が16日と確認したときには焦りました。
そこからあらためて場所を確認すると…東京ミッドタウン!
って、どこ?
最寄り駅は六本木…。
どうにも苦手意識の強い六本木ですが、
東中野で大江戸線に乗り換えたら、
あ〜ら不思議。
あっという間に東京ミッドタウンの地下に到着しておりました。
なんだ…六本木だって行けるやん!…と思ったのもつかの間。
地上に出たとたんに、ここはどこ?状態となってしまいました。

半分、口ぽかんであたりを見回し、
「サントリー美術館」の案内表示の矢印を頼りにうろうろ。
途中トイレを探して迷い、
元の通路に戻る途中でケーキセット休憩して和み、
何しにここにいるんだっけ?と思い出し、
ようやっとサントリー美術館へとたどり着きました。

平日の遅い午後でしたので、
覚悟していたほどの人はおらず、
ゆったりと展示を見てまわることができました。

国宝『鳥獣人物戯画絵巻』を見ることができたなんて、
なんてありがたいことでしょう。
最後には館内のソファーに座り、
仕事帰りなのか、徐々に増えていく人の様子をぼんやりと眺めながら、
描かれていたカエルやウサギに似た人を探してみたりしました。
いませんでしたけどね…。
それにしても、なんでカエル? と思います。
似た人・モデルがいたに違いないと、私は推理いたしましたけど…。

図録もしっかり買いました。
開いて眺めるだけでも楽しいです。
[見学]

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